群馬町三ツ寺(現高崎市)における一家3人殺人事件
小暮洋史容疑者の生い立ち
群馬県前橋市出身。
学生時代はほとんど友達がいなかったようで、地元の群馬工業高校を卒業をして、トラック運転手として働いていた。
小暮容疑者はいつも無表情で、誰ともほとんど口を利かず、人付き合いが苦手。
学生時代は地元の工業高校で、決して目立つ存在ではなく、その状況は運送会社に勤めている時も同様だった。
仕事ぶりはまじめで、トラブルなどは一切なく決して凶行を及ぶような兆候はなかったという。
Aさんとの出会い
*写真はイメージです
事件の2年前 平成8年2月ごろ
当時Aさんは高崎市内のドラックストアに勤めていた。
小暮容疑者は納品の仕事で出入りしていた際にAさんと知り合い、次第に顔見知りになっていったという。
人づきあいが苦手だったと言われている容疑者は明るく人気者だったAさんに
一方的に想いを募らせていった。
小暮容疑者は長女を何度も食事に誘ったが、Aさんは一切応じなかったという。
誘いに応じないAさんへの思いを募らせた小暮容疑者は数回にわたり、車で長女の後をつけ回すといったストーカー行為を繰り返し、次第にエスカレート。ただ、平成8年8月ごろになると、小暮容疑者によるストーカー行為はいったんは収まり、Aさんにかつてのような平穏な日常が戻った。